【評価】『ゼノブレイド』感想レビュー JRPGの神ゲー・最高傑作

「最高の神ゲーだ!」と、わたしが自信をもって言える作品が「ゼノブレイド」である。

大量のゲームをプレイしてきたというような人生ではないが、おそらくゼノブレイドを超えるゲームには今後出会えないんじゃないだろうかとさえ思うくらい、素晴らしいゲームだと思っている。

少なくともわたしにとっては、ゼノブレイドは非の打ちどころがなく完璧だとさえ感じてしまう。


世界観、ストーリー、キャラクター、BGM、声優、戦闘、といったあらゆる要素をすべて楽しみたい!という願いをかなえるゲーム、それがゼノブレイド。


当時ゼノブレイドをプレイし始めたのは「みんなの評価が高いから」というそれだけの理由だったが、いざプレイしてみるとあまりにものめり込みすぎて、食事や睡眠の時間を削ってまでしてひたすらに400時間以上プレイし続けた。

今となってはこれほどまでに夢中になれた作品に出合えて本当に良かったと心から感じているし、歴史に残る名作として語り継がれていくと確信している。


そして、ゼノブレイドをもっと多くの人にプレイしてもらいたい、知ってほしいと思いながらこの記事を書いている。

少々長くなるが、日本の、いや、全RPGゲームの傑作「ゼノブレイド」の魅力を紹介してみた。

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひあなたの手でプレイしてみてほしい。

その経験は一生の宝物になるかもしれないから。

目次

JRPGの最高峰「ゼノブレイド」

ゼノブレイド Definitive Edition

ゼノブレイドは、1999年に設立されたゲームソフト制作会社「モノリスソフト」が開発したRPGゲーム。

2010年6月に任天堂Wii用ソフトとして発売された。

総監督を務めた高橋哲哉氏は「JRPG(日本産のRPG)と言われるもののなかで、マスターピース(最高傑作)を作りたい」という想いをもって開発していたと話している。

それまで海外では、日本のRPGゲームは面白くないと評価されることが多かったが、ゼノブレイドはそのイメージを完璧に払拭し「傑出した出来栄えだ」と非常に高い評価を獲得。

「日本のRPGゲームも面白いんだぞ」ということを世界に知らしめた、日本が誇る最高傑作である。


そして2020年5月29日、リマスター版となる「Xenoblade Definitive Edition」がついに発売。

唯一の弱点ともいわれていたグラフィック面を大幅に強化し、より遊びやすく様々な要素が改良されただけでなく、新ストーリーや新要素も追加。

Nintendo Switchで、ゼノブレイドの物語が蘇る。

これだけは語りたい3ポイント 冒険・キズナ・物語

ゼノブレイドの魅力はあまりにも多すぎる。

そのすべてを語ろうとしたら、この記事は六法全書をも超えるボリュームになるだろう。

そこで今回は、ゼノブレイドの数ある魅力の中でも「これだけは絶対に譲れない」というポイントを3つに絞って紹介する。

ずばりその3つとは、「冒険」「キズナ」「物語」。

ゼノブレイドを語るうえで絶対に無視できない、そして、わたしに強烈な衝撃を与えた要素である。

無限の冒険とワクワクが止まらない広大すぎる世界

ゼノブレイド 巨神脚

多くのRPGゲームは、ストーリーを楽しんだり強敵を倒すために工夫をしたり、アイテムをコンプリートしたりして達成感を得るのが面白かったりするが、ゼノブレイドはフィールドを移動しているだけで面白い。

というか感動する。

ゼノブレイドの世界には、わたしたちが見たこと想像したこともないような素晴らしい景色が詰まっている。

想像してみてほしい、空に浮かんでいる透き通った海に魚が生き生きと泳いでいる様子を。

世界三大瀑布ですら目じゃないような巨大な滝に虹がかかって眩しく輝き、様々な生き物の鳴き声が飛び交うジャングルを。

夜になると木々が光だし、濃霧のなかに幻想的な天然のイルミネーションを作り出す沼地を。

わたしたちを待ち受ける多くのフィールドは、目はもちろん、プレイを止めてゆっくり聴き浸ってしまう音楽や生き物の鳴き声で耳をもワクワクさせてくる。

さらに、朝・昼・夜の時間の変化や、晴天・雨天などの気候の変化によってもフィールドは大きくその顔を変化させる。

ゼノブレイドは、幻想的で広大な世界をただただ歩き回るだけでワクワク・感動が止まらなくなるという信じられないゲームなのだ。


わたしたちは大人になるにつれ、同じような景色ばかりを見るようになるだろう。

毎日同じ道を歩いて、同じ電車に乗って、同じ場所で同じ作業をして。

でも子供のころは、家の近所を歩くだけでも「この先に何があるんだろう」と冒険気分を味わっていたはずだ。

思いだそう、あの感覚を。

未知の秘境に足を踏み入れたときの胸の高鳴り、無限に続く世界を冒険するドキドキを味わいたいのであれば、今すぐにゼノブレイドをプレイするべきだ。


わたしはゲームで遊ぶとき、何かを達成したときの達成感ばかり味わってそれを楽しみにプレイしていたけれど、「ワクワクするだけでこんなに面白いんだ」とゼノブレイドに教えられた。

ストーリーを攻略するでもなく、強敵を倒すでもなく、冒険が楽しい。

この世界にいるだけで楽しい。

「こんな世界に生まれたかったな」とゼノブレイドの世界観に圧倒・魅了されっぱなしだった。

無限に広がる感動は、あなたを待っているよ。

震えるほど熱い仲間同士の友情とキズナ

ゼノブレイド シュルクとフィオルン

ゲーム内の重要な要素でもあり、ストーリーの要ともなっているのが「キズナ」。

ゼノブレイドでは、キャラクター同士の友情や関係、つながりが詳細に描かれていく。


突然だがぶっちゃけると、わたしは友人がかなり少ないほうである。

とはいえ友人が少ないことはほぼ気にしておらず、「いつも1人で問題ない」とさえ思っていたが、このゲームをプレイしていると「仲間っていいな」と思い始めずにはいられなかった。

常にだれかがそばにいて支えてくれる、ピンチの時に共に戦い助けてくれる、志を共にし信頼し合って一歩一歩前に進んでいく。

たくさんのキャラクターがそれぞれの思いを胸に、助けあったり目の前に立ち塞がったり、身を犠牲にしたり。

ゲームを進めるたびに、そんな人と人同士のつながりや関係、キズナの力強さ、キャラクターの思いの強さに圧倒されつづけた。


ゼノブレイドが描く「キズナ」は、主要キャラクター同士のものだけではない。

街やフィールドに存在しているNPCに対してはもちろん、NPC同士でもキズナが描かれており、あらゆる場面で人と人のつながりを感じさせる。

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)とは
プレイヤーが操作しないキャラクターのこと

たかがNPCと侮ることなかれ。

交流を経てキズナが深まることで、NPCが抱えている想いや悩み、夢などが語られていく。

ゼノブレイドのNPCは、「ここは○○タウンだよ」なんて説明をするだけではない。

1人1人にしっかり自分の考えがあり、わたしたちと同じように生活を送っていることを感じさせるほど丁寧に描かれているのだ。


軽視されがちな登場人物にも、心温まる、心を動かされるストーリーが用意されていることで、ゼノブレイドの世界は本当に存在しているのではないかと感じさせるような無限の広がりを見せる。


人と人のつながり、仲間同士の友情と信頼が描かれるゼノブレイドは、わたしの心を大きく揺さぶり衝撃を与えただけでなく、多くのプレイヤーの胸を打ちつづけているのだ。

先が読めない笑いあり涙ありの珠玉のストーリー

ゼノブレイド 2柱の神

Prologueプロローグ

これは、ことなる次元じげんことなる時間じかんことなるひとつの宇宙うちゅう物語ものがたり──
静謐せいひつてないうみと、どこまでもきないそらだけの世界せかいった。
あるとき世界せかいおおきな変化へんかまれた。

巨神きょしん機神きしん──
あわはじけるかのごとく、突如とつじょとして世界せかい出現しゅつげんした二柱にちゅうかみは、
おの存在そんざいのすべてをけてたたかった。
ふたつのかみらす大剣たいけんひびきは、海原うなばららし、大気たいきふるわせた。
両者りょうしゃのこされたちから大剣たいけん一閃いっせんたくし、相打あいうい──
やがてむくろとなった。

それから幾万いくまんひるよる現在げんざい
巨神界きょしんかいらす人族ひとぞく──ホムスたちは存亡そんぼう危機ききたされていた。
機神界きしんかいからの突如とつじょ侵攻しんこう
鋼鉄こうてつ装甲そうこうまとった戦闘機械せんとうきかい──機神兵きしんへいたちは、
ホムスたちをまるでらうかのごとく、問答無用もんどうむよう殺戮さつりくひろげた。

だがホムスたちも、だまってわれるだけの存在そんざいではわらなかった。
かつて機神きしんたしたとされる伝説でんせつ光剣こうけん『モナド』が
かれらのにあったのだ。
モナドをたずさえるホムスぐん英雄えいゆうダンバンが戦場せんじょうけ、
数多あまた機神兵きしんへいたちを両断りょうだんしていった。
だがダンバンも無事ぶじではまなかった。
モナドのありあまちからは、かれ肉体にくたいむしばんでいたのだ。
きし肉体にくたいむちち、ダンバンがはなった最後さいご一撃いちげきひかり奔流ほんりゅうみ、
まれた機神兵きしんへいたちはっていった。

ホムスの存亡そんぼうけた激戦げきせんから一年余いちねんよ──
ここにあらたな創生神話そうせいしんわ紐解ひもとかれる。

Xenoblade 取り扱い説明書より

ゼノブレイドの最大の魅力と言っても過言ではないのが、そのストーリーと世界観。

このゲームのフィールドは、巨大な2柱の神である。

骸となった2柱の神の上を走り回るという、物凄くぶっとんだ世界観に圧倒されないプレイヤーはいないだろう。

いったいどんな世界が広がっているのか、この時点でワクワクが止まらない。


この世界には、【ホムス】と呼ばれる人間と【機神兵】と呼ばれる機械の生命体が存在している。

そしてある日、機神兵がホムスを滅ぼそうと攻撃を仕掛け、ホムスたちとの戦いが始まるのだ。

その世界で主人公シュルクは、未来を見ることのできる能力「未来視ビジョン」を扱うことができるようになり、多くの人の命を救っていく。


しかし、救えない命も現れてくる。

未来を変えることはできるのか、自分は何をするべきなのか、シュルクは悩み考えつつ仲間と共に人類の危機に立ち向かっていくのだ。

そして物語が進むにつれ、なぜ機神兵は襲ってくるのか、なぜ未来が見えるのか、モナドと呼ばれる伝説の剣にまつわる真相など、主人公たちの世界の真実が徐々に明らかになっていく。


断言しよう。

間違いなく、ゼノブレイドの結末を予想できる人はいない。

絶対にいない。


プレイし始めた序盤は王道だと感じるだろう。

しかしストーリーを進めると予想を裏切られるシーンが何度も登場し、あまりの驚きで心を奪われるのは一瞬、まったく先の読めない展開に心を揺さぶられ続けてしまう。


それだけでなく、プレイヤーを熱くさせる展開、涙を誘うシーン、心に残るセリフや言い回しなど、印象的なシーンやエピソードがいちいち登場するので魅了されっぱなし。

また、要所要所には現役のアニメーターに協力を得て作ったというフルボイスのムービーが差し込まれ、特に迫力のあるカメラワークは非常に洗練されていて見入ってしまう。


続きが気になる展開が続き、プレイをやめられなくなってしまって睡眠時間を削るプレイヤーも大勢生まれた。

ゼノブレイドのストーリーは劇薬、一度体験してしまうと生活に支障がでるほど夢中になってしまうだろう。

最後に

「セリフを叫びながら戦闘するのはダサい」「アニメっぽい見た目が好きじゃない」「そもそもゲームやらない」そんな人でも、騙されたつもりでゼノブレイドをプレイしてみてほしい。

そんな人でも、「実際にプレイしてみたら自分も叫び始めてた」「もっと早くプレイするべきだった」と評価している人をわたしはたくさん知っている。

初めは冷めてても、次第に熱くなってくる自分に気付けるはずだ。


もしかしたら、序盤はシステムに慣れなかったり、フィールドが広すぎたりして苦手意識を持つかもしれない。

それでも、もう少しだけ進めてプレイし続けてみてほしい。

戦闘は慣れてくると戦略を立てるのが楽しくなってくるし、ストーリーは中盤あたりから怒涛の畳みかけで、一気に心を奪われていく。


わたしは、ゼノブレイドに出会えて本当によかったと心から感じている。

今回紹介した以外にも、ゼノブレイドの魅力は止まらない。

  • スピーディーかつ緊張感のあるバトル
  • いつまでもプレイできる圧倒的なボリューム
  • 感情を揺さぶる最高の音楽
  • 個性あふれまくりなキャラクターたち
  • ゲーム初心者にもおすすめしやすいストレスフリーなシステム

ゼノブレイドは、Swichを購入してでもプレイする価値が絶対にある!

日本が世界に誇れるRPGの傑作が「ゼノブレイド」

あなたも、ワクワクと感動が止まらない無限の冒険の旅へいますぐ出かけよう!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる