2020年3月26日、「Xenoblade Definitive Edition」の発売が発表された。
その翌日27日に、任天堂の「My Nintendo Store」にて早速予約が開始。
そして当然だが、秒で予約した。
「Xenoblade Definitive Edition Collector’s Set」を!
実はランナップが豊富で他にも選べる商品が用意されていたが、その中でも最も豪華な「Collector’s Set」を注文。

そして、「Xenoblade DE」発売日の5月29日、ついに届く。
では、コレクターズセットの内容はどのようになっているのか、さっそく紹介していこう。
Xenoblade Definitive Edition Collector’s Set とは

Nintendo Switchソフト『Xenoblade Definitive Edition』に、ゲームのイラスト・設定画を多数盛り込んだオリジナルアートブック、スチールブック仕様のケースが付いたサウンドトラックCDが付属した特別なセット
である。
- ゼノブレイドDEのソフト
- アートブック
- オリジナルサウンドトラック
の3点が収録されている、ゼノブレイドファンには必携の特別セットである。
コレクターズセット 実物レビュー
箱の外観
まずは外観を見ていこう。
任天堂は、「箱」だって手を抜かないのだ。

【表】は、シュルクたちの宿敵が住む世界である「機神」が大きく描かれている。
その色は神の剣「モナド」を思い起こさせるように真っ赤であり、黒色の背景と合わさって「特別仕様感」を強く感じさせる。
また、背景とは異なりタイトルの「Xenoblade」の文字はとても明るく、すぐ目に飛び込んできて印象的だ。
【裏】を見てみると、驚くことに青色。
そして、モナドに浮かび上がる文字たちが勢ぞろいしている。
改めてじっくり見てみると、この文字のフォントがすごく力強くてめちゃくちゃカッコイイ。
裏面の青色は、モナドの光をイメージしているのかもしれない。
圧倒的ボリュームのアートブック
さて、コレクターズセットの目玉ともいえる「アートブック」を見ていこう。
まず驚いたのは、250ページを超えるそのボリューム。
持った時の重さもなかなかで、これは見ごたえがありそうである。

アートブックの表紙は、【表】に機神、【裏】に巨神が描かれている。
こんなに近くでこれほど繊細に描かれた2神を見たのは初めてかもしれない。
これだけ接近して両者を見比べてみると、同じ神とはいえ全く異なるということがはっきりわかる。
機神は本当に機械だし、巨神は我々と同じような肉体を持っているんだなというのが一目で感じられて、表紙から物凄いクオリティだ。
正直驚いた。
これは中身に期待せざるを得ない。
そして、肝心のアートブックの中身は主に以下の通りだ。
- 主要キャラクターたちの設定画・3Dモデル
- モンスターたちの設定画・3Dモデル
- フィールドの設定画
- 武器や乗り物の設定画
- 各種ムービーの絵コンテ

設定画のラインがイケメンすぎて笑った。
というのは置いておいて、設定画とはいえども描かれているキャラクターは色んな表情を見せてくれるので面白い。
これ1冊をしっかり見ようと思うと1日が潰れてしまいそうだ。
中でも一番驚いたのは、ゼノブレイドの企画が始まったときに最初につくられたという「巨神と機神の2体の模型」の写真が複数枚掲載されていたことだ。
近くから撮られている写真もあり、はっきり見ることができて興味深かった。
また、直立した巨神と機神の設定画も用意されており、細かい箇所まで丁寧に描かれている様は圧巻。
これらに関してはご自身の目で確認していただきたい。
スチールブック仕様のサウンドトラック
アートブックのほかに、謎の黒い箱が入っていた。
かなりツヤがあり、裏表ともにモナドと文字が描かれている。
画像の中心に「白い丸」のようなものが映っているが、これはスマホのカメラに光が反射したものである。

この箱を開けると、ソフトとキラキラと光る謎の箱が入っていた。

左はソフトだとすぐわかったが、右側のやつは何なのかよくわからない。
「サウンドトラックがあるはずだが、これは一体。。。すごくキラキラしてるが。。。」
とまあ、この時はサウンドトラックがスチールブック仕様だということを失念していたのである。
しかし、それを開いてみるとすぐに思い出した。

CDが収まっているスチールブックには、ゼノブレイドに登場する主要キャラクターが描かれている。
タルコが描かれているのは「つながる未来」に登場するからだろう(おそらく)。
スチールブックはそれほど重くはないが、安っぽい感じは一切なく強度は十分。
触るとスベスベ、表面はツヤツヤで見る角度を変えると光り方が変化しキラキラする。
CD1枚にこれを用意するのは贅沢なのではないか。
中には真っ赤なCDが1枚。
やはりゼノブレイドと言えばこの赤色は外せない。
内側の左側には白銀のフェイス、CDを外すと右側にはエギルが描かれていて、やはりこちらもキラキラと輝いている。
Nintendo Switchソフト
当然こいつを忘れてはいけない。
Nintendo Switch ソフト「Xenoblade Definitive Edition」

当たり前なのだろうが、丁寧にビニールに包まれていて感動した。
そしてSwitchに差し込む小さなカードが黒と赤でカッコイイ。
こんな小さなカードの中に、無限に続くような世界が詰まっていると思うと驚きを隠せない。
ダウンロード版の購入も考えたが、ゼノブレイドはデータではなく、”もの”としてそばに置いておきたかったのでパッケージ版を選んだ。
ものが増えて身の回りがかさばるのは嫌であるが、好きなものに囲まれるのは好きなのだ。
最後に
アートブックはすべて見つくしたわけではないが、コレクターズセットの全容を確認し終えて感じたこと、それは「満足」である。
アートブックはゼノブレイドの裏側を知れるようで、ファンとしてはかなり嬉しい。
スチールブック仕様のサウンドトラックは今後は入手が難しくなりそうだから手に入ってやはりうれしいし、箱も赤と黒でカッコイイ。
おそらく、わたしだけじゃないだろう。
ゼノブレイドファンなら「みんな満足できる」、そんな内容である。
興味があるひとはぜひ手に入れてほしい。
そして、一緒にゼノブレイドの世界に浸ろうではないか!